逆子に対する鍼灸治療
逆子鍼灸治療は 28週目から

<逆子治療について>
逆子とは?
子宮内の児の頭が母体の上腹部にあり、胎児の下半身が子宮口の近くにある姿勢『逆子』=『骨盤位』と言われます。※胎児の頭が母体の臍の横にあるのを『横位』
妊娠中期28週までは約50%くらいが『骨盤位』です。(28週以前は胎児はまだ小さいので自由に動き回っているためこの時は問題ないです。)
28週以降『逆子』 =『骨盤位』の場合は経過を見ていくことになり30週頃には逆子(骨盤位)は15%くらいです。
最終的に分娩時のさかごの割合は3から5%と言われています。
通常自然に治っていきます。
逆子の改善方法は?
お母さんの生活の見直しと冷えの改善を行いましょう
逆子治療は28週以降
逆子が問題となってくるのは28週以降となります。
逆子と診断されてからの治療となります。
必ず担当の医師に確認を取っていきましょう
<逆子改善のポイント>
❶子宮筋の血流低下を起こさないようにしましょう。
❷急に動かない
❸長時間 立たない
❹重いものを持たない
<衣食住で子宮血流量の改善>
逆子も養生から
衣類
冬は暖めて、夏は冷やさない服装を
頭寒足熱で、足元はレッグウォーマーなどで暖めましょう。
キツすぎないように腹帯をしていきましょう
食事
飲食は常温以上の温かいものを中心に食べましょう。
胃腸と子宮はとても関連が深いところになります。
冷たいものばかり食事を摂っていることで赤ちゃんが冷たい方が出口(子宮口)と思ってしまいます
胃の方を頭にしたままになり逆子が戻りにくくなりやすくなります。
生活
冷やさない、疲れさせない、張らせない
入浴時は湯船に浸かしましょう
家事は必要最低限にしてなるべく、横になって休みましょう
外出は控えめにしていきましょう 遠くに出かけるような旅行も控えましょう
お子さんがいる場合は周りの人に頼むように
(信頼できる人の手を借りる練習をしていきましょう)
睡眠はとても重要です。
夜10時からお布団に入れるようにしましょう。
どうしても戻らない逆子もあります。
逆子治療約1~3回くらいで改善していきます。
治療と養生、体操をやっても戻らない場合があります。
臍帯の短い、長い、首に巻いているなどの臍帯の影響、
周りにくい赤ちゃんの位置の影響もあります。